1点で泣きたくない! 点取り問題はおさえておこう!
「あと1点が足りなかった。」
なんて話はよく耳にします。
1点でなくても数点足らなかっただけでもとても悔しいはずです!
国家試験は、
「1点だから許してあげよう!」
なんて甘い世界では断じてありません!
ですので余裕をもって合格できるようにするのが理想です。
PTの国試の問題では難しい問題ばかりではなく、
簡単な問題も出題されます。
そのような問題がとれないようではダメです!
点取り問題は絶対に解けるようにしておきましょう!
顔面
咀嚼筋
まずは4つの咀嚼筋を覚えましょう。
「咀嚼筋はどれか。」
や
「表情筋に含まれないのはどれか。」
などに咀嚼筋がわからないと解けない問題がよくでてきます。
- 咬筋
- 側頭筋
- 外側翼突筋
- 内側翼突筋
咬筋と側頭筋は歯を食いしばる作用をもち、
外・内側翼突筋は下顎を左右かつ前上方へ移動させる作用をもちます。
顎関節
顎関節の特徴を問われます。
覚える特徴は3つだけなので簡単です。
- 関節円板が存在する
- 外側靭帯によって補強されている
- 開口に伴って下顎骨は前進する
表情筋
表情筋の起始停止は過去の問題には出題されていませんでした。
「作用で正しいのはどれか」
のような作用の知識を問われる問題出題されます。
作用だけ覚えておきましょう!
- 眼輪筋:まぶた(眼裂)を閉じる
- 鼻根筋:鼻根の皮膚に横のヒダを作る
- 皺眉筋:眉間に縦のヒダをつくる
- 鼻筋横部:鼻孔狭くする
- 鼻筋翼部:鼻孔を広げる
- 大頬骨筋:口角を外上方に引き上げる
- 小頬骨筋:上唇を外上方に引き上げる
- 頬筋:息を強く吹くときに頬を圧縮させる
- 口輪筋:口を閉じる 口をとがらせる(口笛など)
- 笑筋:口角を横に引きえくぼをつくる
- オトガイ筋:下唇をつきだす
体幹
頸部と腰部の運動に関与する筋を覚えておきましょう
この手の問題では胸鎖乳突筋や腰方形筋が
選択肢の中にめちゃくちゃ出てきます!
頸部と腰部の運動を一緒にまとめています。
屈曲: 腹筋群
伸展 :腸肋筋 、最長筋、棘筋、 腰方形筋
同側回旋 :内腹斜筋
反対側回旋: 外腹斜筋、 胸鎖乳突筋
側屈: 腰方形筋
姿勢(安静立位)
アライメント
- 耳垂(環椎後頭関節の前方)
- 肩峰(肩関節の前方)
- 大転子(股関節の後方)
- 膝蓋骨後面(膝関節軸の前方)
- 外果前方(足関節の前方)
国試では()のようないやらしい言い回しをしてくるので
注意しましょう!
重心の位置
第2仙椎やや前方に位置する
身長の、下から 約56%(男) 約55%(女)
重心の動揺
左右方向よりも前後方向への動揺が大きい
加齢に伴い増加する
ここらへんの問題は比較的覚えやすく
簡単な問題だと思います!
1点でも多くとれるように頑張りましょう!