実習対策! 必ず聞かれる正常な歩行
実習先でバイザーの方に必ず問われること
そしてこれから働くPTにとっても避けては通れない道
正常歩行
実習では異常歩行を正常歩行と比べてどこが違うのかを考えます
その基礎知識は国試でも問われます
さっそく学んでいきましょう!
よくでてくる単語の意味と国試で問われることを簡単にまとめます
「歩行について正しいのはどれか」などの問題で解けるようになります
歩幅
1ステップの距離(踵~反対側の踵)
重複歩距離
踵接地~同側下肢の踵接地までの距離(踵~同側の踵)
歩隔
両足の間隔
2歳児で歩隔は減少
高齢者になると歩隔は増加する
歩行速度が増しても歩隔は変化しない
歩行速度
歩行速度=歩行率×歩幅
高齢者で減少する
歩行率(ケイデンス)
歩調ともいう
歩数(ステップ数)/分で表す
女性の方が高い 男性:110step/min 女性:116step/min
歩行速度が上がると歩行率は増加する
小児では発達とともに減少
高齢者では年齢に伴い減少
歩行周期
立脚相
踵接地→足底接地(荷重応答期)→立脚中期→踵離地(立脚終期)→足指離地(遊脚前期)
遊脚相
加速期(遊脚前期)→遊脚中期→減速期(遊脚終期)
両脚支持期
1歩行周期に2回
1回に10%
高齢者で増加
走ると両脚支持期はなくなる
重心
最も高い時期:立脚中期
最も低い時期:踵接地
最も側方移動する時期:立脚中期(3cm)
最も側方移動しない時期:踵接地
骨盤
水平面において骨盤は回旋する 片側:4度
骨盤は立脚側へ側方移動する(3cm)
立脚中期に5度上方へ傾斜
遊脚中期に5度下方へ傾斜
僕が勉強に使用している教材はこちらになります。