【神経の基礎】 大脳基底核 大脳辺縁系
大脳基底核や大脳辺縁系がキーワードとなる問題は
なかなか点取り問題かもしれません。
絶対におさえておきたいところです。
大脳基底核
筋緊張を調整して運動を円滑にする働きを持ちます。
大脳基底核に含まれるものは、
- 被殻
- 尾状核
- 淡蒼球
- 黒質
- 視床下核
- 扁桃体
- 前障
被殻+尾状核=線条体
被殻+淡蒼球=レンズ核
大脳辺縁系
情動、本能、記憶、運動の発現などに関係します。
出典先:Akira Magazine
大脳辺縁系を構成するのは
- 海馬
- 乳頭体
- 扁桃体
- 帯状回
海馬は探索行動、記憶に関与し、側頭葉に存在します。
乳頭体は嗅覚、感情発現に関与します。
扁桃体は大脳基底核にも含まれ、食欲、性欲に関与しています。
帯状回は感情形成と処理、学習と記憶に関与します。
Papez(パペッツ)回路は
海馬→脳弓→乳頭体→視床前核→帯状回→海馬傍回→海馬
シンプルに、「構成するもの(含まれるもの)or含まれないものはどれか」
などの問題が多く出題されています。
あとは「働きとの組み合わせ」も少し出題されています。
最低でも構成するものは覚えておきましょう!
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