【神経の基礎】 神経伝達物質と働く部位
神経伝達物質には様々な種類があります。
それらの代表的な物質を覚えていきましょう!
神経伝達物質
国試で問われる代表的な神経伝達物質はこれらです。
- アセチルコリン
- セロトニン
- ガンマアミノ酪酸(GABA)
- ドパミン
- アドレナリン
- ノルアドレナリン
アセチルコリン
アセチルコリンが放出される場所は
神経筋接合部
交感神経節前線維
副交感神経節前線維
副交感神経節後線維
です。
※交感神経節後線維はノルアドレナリンです。
セロトニン
セロトニンは精神活動に関与しており、
視床下部に働きます。
ガンマアミノ酪酸(GABA)
GABAは抑制性の神経伝達物質です。
小脳歯状核に働きます。
ドパミン
パーキンソン病に関与しており、
中脳の黒質、線条体で働きます。
カテコールアミンの一種
アドレナリン
神経伝達物質とホルモンとしても働く。
カテコールアミンの一種
ノルアドレナリン
交感神経節後線維で働く。
カテコールアミンの一種
今回は以上になります。
基礎の段階ではこれくらい覚えておけば大丈夫です!